大きな病院は混むだろうという予想のもと、受付時間の8時半前に病院へ到着すると、すでに病院は人でいっぱい。
この病院へ来るのは全くの初めてなので、入ってすぐの受付で初診はどこへ行けばよいのか聞く。
すでにインターネットで、初診時に何科にかかればいのか分からない場合、初診受付の際に初診受付カウンターの前で看護師の診療案内の相談ができることを確認済み。
初診受付カウンターへ行き、用紙に記入する。
カウンター付きであろう看護師さん発見。
こうこうこんな状態なんですけど、何科が良いのでしょうか?整形外科と神経内科が良いのではないかと、知り合いの医療関係者の方から聞いたのですが。とたずねる。
「紹介状はありますか?」
「紹介状はないです。複数軒の病院をまわるより、最初からここへ来たほうがいいと思いました。」
「初診選定料はかかりますが大丈夫ですか?」
「大丈夫です。」
そして看護師さんが私の腕の具合を確認する。
すると、「?????ちょっと待ってください。確認してみます。」とどこかへ行き、しばらく待っていると帰ってきた。
「整形外科と神経内科を受診してください。まずは神経内科へ行ってみてください。」と神経内科の場所を教えてくれた。
神経内科へ行き、問診票などを記入する。
しばらくするとベテラン風なちゃきちゃきおばちゃん看護師さんに呼ばれ、どんな症状で来院したのか詳しく聞かれる。
身長体重も測定した。
しばらく待つと思います。と言われ、しばらく待つだろうと思っていた私は大丈夫ですと答えた。
1時間くらい待ったところで、看護師さんからまだ時間がかかると思います、まだしばらく待っていてください、と声を掛けられる。
そしてさらに1時間くらい待ったところで、まだ時間がかかるので、先に整形外科へ行ってきてください、と整形外科へ行くよう言われた。
整形外科へ行くと30分くらいで診察室へ呼ばれた。
私より少し年上くらいの美人な女医さん。
病院ってペラっとしたことしか聞かず特に親身なイメージも全くなかったが、大きな病院だからなのだろうか、けっこう詳しく聞いてくれる。
夏頃から四十肩なのか物を持ちづらかったり動かしづらくなった、
バッグをこういう風に持てない、
11月17日腕を全く動かせないことに気付いた、
痛みも痺れも全くない、
こういう風に腕を動かすとき、つねにダンベルを持ち上げているように重い、
昨日よく行く鍼灸院で上腕二頭筋がなくなっていると言われ、触ってみると明らかに右腕と違う、
7月に乳腺石灰化が増えていてマンモトーム生検を受けた、もしかしたらその影響だったりするのかもしれない、
とこれまでの経緯を思い出し思い出しで一通り話すことができた。
袖をまくって腕を見せながら、いろいろ動かしてみる。
美人な女医さんが、腕を動かす神経は胸にはないので生検の影響とは思いにくいし、腕を動かす神経は首からきているので首のMRI撮りましょう、
すぐに撮れるよう今すぐMRI取ってください、と看護師さんに指示を出す。
ひや~、お医者さんってのらりくらりで「まぁ大丈夫でしょう」なイメージ。
テキパキしててかっこいい~!
しかも今日すぐにMRI撮ってもらえるとは、それだけで初診選定料払ってでもこの病院来てよかった~なんて思いながら、今度は画像診断のエリアへ行き、MRIの順番を待つ。
以前、腰を痛めてMRIを撮ったことがあって、それ以来2度目のMRIだった。
ゴウウゥウン、ゴウウゥゥンと撮影が終わり整形外科へ戻る。
再び診察室へ呼ばれ、MRIの結果の説明を聞く。

ちょうど上腕二頭筋への神経が伸びている頸椎のC5の間隔が狭くなっている、
圧迫されると痺れが出るけど、もしかたら運動神経にだけ影響していて、痛みも痺れもでていないのかもしれない。
そういうパターンも少なからずあります。
整形外科的にもうこれだけので、神経内科でも診てもらってください。
とのことで、整形外科の診察終了。
また神経内科へ戻り、もう少し時間がかかるかもしれません、と看護師さんに言われ、待合で自分の番号が呼び出されるまで待つのであった。