多発性筋炎の始まり②ー腕を動かせないことに気付く!

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多発性筋炎確定まで

11月、仕事で名古屋に3週間ほど出張。
名古屋発ツアーの応援である。

名古屋駅をスーツケース、仕事バッグ、サブバッグ、入り切らない何やらの荷物、替えのスーツな感じで荷物がとても多く、のほほんと地方都市住まいの私は人が多いところを歩き慣れていなかったため、大量の荷物を持って歩くことがとても大変。
でも久しぶりの都会。ものすごく疲れていながら、根がミーハーな私は都会に心躍ることも隠せない。
ちょっと高島屋に寄り道しつつも会社が手配している安ビジネスホテルへ戻るとき、いつもよりさらに多い荷物と人混みに四苦八苦しながら、もう本当にあまりにも左手で荷物が持ちづらく、なんでこんなに左で物が持てないのかと駅構内で立ち止まり、いろんな方向へ左手を動かしてみると、なんと手のひらを前方へ向けておろした左手を持ち上げることが一切できない!!

ひえぇーー!!

画像のような動作は全くできない

少し前からバッグをこんな風に持つことができなかった。
なので荷物が多いと大変で仕方がなかった。

そして気付くと左手で片手スマホもできない!

でも動かせないだなんて思ってなかった!!

しかもこの動きはかなり限定的で、少し腕の角度を変えたり、腕を動かす方向を変えると動くのだけど、腕をおろした状態から手の平を前方へ向け、その状態から顔側へ肘を折り曲げるという動作ができない。

動かそうとするのに動かない。
右手を持ち上げる。なんの問題もなく持ち上がる。
その感覚で左手を持ち上げようとする。
動かない。
びくともしない。

は?は???え?え?なんで?
ものすごく限定的だけど、この動きが完全にできない。

でも痺れはない休みはまだ先。まだしばらく仕事は詰まってる。
痺れてないからそこまで可及的で深刻ではないのではないか。
それにしても内側に曲げるということだけができないのもおかしい。

ホテルへ着き、とにかくググる。
でも自分の調べたい情報を得る為の検索ワードが分からない。

腕、内側へ曲がらない、
腕、曲がらない腕、
荷物が持てない、腕、異常、痺れなし


などなど、いろんな言葉でググってみたが、自分の症状と同じ症状には辿り着けない。
ホテルの部屋の中で、自分の体のいろんな部分をいろんな方向へ注意深く動かしてみる。
左腕以外に動かない部分はなさそう。
なんで左のこの部分だけ動かないのだろう。
ううぅぅぅん。

あ!
そういえば今年の夏に左胸のマンモトーム生検を受けている。
生検中は血まみれだったし、生検後の内出血のアザはしばらくすごかった。あのとき生検した部分に負担をかけるのがイヤで左腕をあまり動かさないようにしていた。
もしかしてあの生検で神経に傷でもついたのかもしれない・・。
医者も採取していた看護士もなんだか不慣れっぽい会話をしていたし・・・。生検以外で左腕がおかしくなるような原因が見当たらない・・。

不安はありつつも、この症状に痛みと痺れを感じなかったし、とにかく仕事は休めないし、そもそもきっと仕事を休むような症状でもないだろうと判断し、ただこの状態に気付いた日は記録しといた方がいいだろうと思い、この名古屋駅で腕が動かないことに気付いた日をスマホスケジュールに記録しておいた。

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