多発性筋炎の始まり①ー四十肩かと思っていた

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多発性筋炎確定まで

多発性筋炎って、今でもピンとこない。
最初の違和感は何だったかな〜と思い返すと、まずは左腕で犬の散歩の時のお散歩バッグが持ちづらくなったことだ。

犬の散歩の必携品である、ビニール袋、通販雑誌10ページ分くらいの紙、ワンコ2匹分の落とし物、水の入った500mlペットボトル、我が家の場合はこれらを雑誌付録のお弁当バッグ的なものに入れたものがお散歩バッグ。
朝、だいたい30分弱の散歩で2ワンコで4回くらいの落とし物があって、それを拾って紙で包んでビニール袋に入れてお散歩バッグに入れるという行程で、左腕の調子がおかしい。
腕をまっすぐ下におろして持っている分にはなんともなくて、手のひらを顔側に持ってくるような動きがしづらい。
動かすときに痛みはなくて、ただ動かしづらくて、あぁやばいなぁもしや四十肩がきているのだと思っていた。

そしてお風呂上りに左腕で右上腕にボディクリームを塗ったり、左手でコットンを持って右首筋を拭き取るということもできなかった。

その頃私は新しい仕事を始めたばかりで、ひよっこ添乗員だった。
旅行好きだし、仕事でいろんなところへ行けるなんてラッキーじゃん!的な発想で、待遇が悪いことを知っていたのでぎりぎりまで悩みながらも添乗員という仕事に挑戦を始めたばかりの頃だった。

半袖シーズンのときに四十肩きてるなぁ、整体行ったほうがいいかなぁ、でも整体もお金かかるし、安月給な今あまり整体に通うというイメージが沸かないなぁと思いながら過していた。

そんななか、あまりに安月給なので近所のうなぎ屋さんでバイトも始めた。
子供のころから魚介類が苦手で、近所にうなぎ屋さんがオープンするまで人生でほとんどうなぎを食べたことがなかった。
いや、食べたことはあるけどスーパーのうなぎしか食べたことがなくて、うなぎを美味しいと思ったことがなかったが、あまりにも近所にオープンしたので、私ももう大人だし、いい大人はうなぎが美味しいというもの。
私もそんな大人になろうと、開店直後に家族と食べに行ったら、なんと衝撃!!!!!美味しすぎて美味しすぎて、うなぎとはこんな美味しいものだったのかと衝撃を受けた。
美味しい食べ物ランキング1位を取りそうな勢い。

そんなうなぎ屋さんにアルバイト求人が出されていて、お店の前を通るたびにずっと気になっていた。
お店の雰囲気は良い、家は近い、時給も良い、味も良い。
副業として働くのには良いのではないかとしばらく考えていて、添乗員の給料のあまりの安月給さに耐えかねて応募してみることにしたのだ。

久しぶりに働く飲食店は予想していたよりも重労働!
配膳が重い!!!!
食器手洗い!!!!
お茶出しのお盆でも左手では全くもって持てる気がない。
女将さんは片手にそれぞれひつまぶしを持っている。
ひつまぶしは食器の数とお出汁が乗っているから、うな重やうな丼のお膳より重い。

でもまぁ、学生時代の居酒屋バイトで他の女子たちがビールジョッキ4個とか5個持ちしてるなかで、私は右手でビールジョッキ3個持ちができなかったし、まぁそんなもんかなと思っていた。

なんでこんなに左で持ちづらいのかなぁ、四十肩ヤバイ、と思っていた。

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