
退院から初の通院日の今日は造影剤を使った全身CTで肺炎と腫瘍の検査をする。
これでもし肺炎か癌が見つかったらどうしよう…と思うが、これまでずっと不安の連続で、不安になるのも疲れてしまっていた。
診察の前に画像診断の受付へ行き、CTの順番を待つ。
検査着に着替え、看護師さんから説明を受けて同意書にサインする。
撮影中に造影剤を入れるための準備で針を挿す。
どきどきどきどき。
MRIと比べるとあっという間に終わるっぽいが、薬剤が入るときに全身が熱くなる感じがありますと聞いていて、妙に緊張する。
検査室で機械に横になる。
どきどきどきどき。
血圧を測ると、普段よりも血圧が上がっていた。
緊張している。
どきどきどき。
先ほど準備した針へ造影剤をセット。
撮影は本当にあっという間だった。
神経内科へ戻って診察を待つ。
しばらく待ってようやく呼ばれ診察室で先ほどの結果を聞く。
「特に異常はなさそうですね。」
よかった~。
これで何かが見つかっていたら、また真っ逆さまに気持ちが落ちていくところだった。
主治医がCT検査の所見を印刷して渡してくれた。
よく見ると、「卵巣に嚢胞の疑いあり」と書かれている…。
生理が始まってからずっと生理不順なので、婦人科系は悪いだろうと思ってはいる。
過去に何度か病院にかかってみたことはあったが、長続きしなかった。
主治医が特に何も言わないので、気にしなくてもいいことなのか、聞くのをためらってしまって聞くに聞けない。
それに来月旅行に行ってもいいか念のために聞いておきたいと思っている。
もし何か重大なことであれば主治医が何か言うだろう。
ここは何もないという流れで、何もないということにしておいて、旅行のことを聞いてみよう。
「来月、国内なんですけど旅行に行ってもいいですか?」
「いいですよ。」と、あっさり。
実はもうすでに予約済みだったので一安心。
「どこに行くんですか?」
「宮古島です。本当は海外に行きたかったんですけど、さすがに今は海外はやめておこうかなと思って。」
「海外はやめておいたほうがいいかもですね。」
よかったー。
次回は2週間後に再診の予約。
多発性筋炎以外に悪いところがなくてよかった。
よかったんだけど、卵巣に嚢胞って何なの…????
お会計を待つ間に、卵巣嚢胞について調べる。
ほっとしたのも束の間、なんでこんなに次から次へと心配の種が出てくるのだろう。
お会計後に文書課へ行くと、退院時に頼んでおいた保険金請求の証明書が出来上がっており受け取ることができた。
その文書料がなにげに高い…!
今日のCT検査も入院中にしてもらえれば、医療費がかからなかったかもしれないのにな~と思ってしまう。
帰宅後、また卵巣嚢胞について調べた。
あまり心配なさそうではあるけど不安が募る。
心配しだすと止まらなくなり、夕方病院へ電話して婦人科の予約も入れてもらった。
診察代 10,350円
薬代 2,990円
・プレドニン錠5㎎
・タケキャブ錠20㎎
・ダイフェン配合錠
・ゾルピデム酒石塩酸OD錠10㎎
・ロゼレム錠8㎎
文書料 4,000円



