
14:00予約の多発性筋炎の通院日。
今は2ヶ月おきのペース。
久しぶりの通院はなぜか妙な緊張感がある。
いつもは時間ぴったりに行くのだけど、今日は気持ちが急いていて早めに家を出る。
と言ってもたった10分。
10分早めの病院へ到着。
たった10分だけど、絶対に待つことが確実なのに早めに来た自分に満足気。
受付は3人ほど並んでいた。
自分の番になり、受付してもらう。
「ちょっと今、先生外してるんです。他にも待ってる方もいて…。」
「大丈夫ですよ。」待たないことはないので、待つのは想定内。
カウンターに私の前に受付したかたの予約票が置いてあり、つい見てみると同じ主治医で同じ時間。
予約のシステムっていったいどうなっているんだろう……と思ってしまう。
待ち合いに座り、呼出番号が表示される画面を見ると、私の主治医の進行状況は45分待ち。
45分かぁ。
少なく見積もって45分で、きっと今日は相当待つな…と覚悟する。
こんな日に限って本を持ってくるのを忘れてしまった。
今日は採血のオーダーも入っていない。
2ヶ月おきの診察なんだから、採血して調べてほしいと私は思っている。
自覚症状がなくても数値に異常が出ることだってあるし、多発性筋炎の定期通院ってこんなものなのかなぁといつも少しの不信感。
ここ1ヶ月ほど、座っているとお腹が攣ってきて、座っているのがツライ。
痛くてもうダメ!っていうほどではないけど、地味な痛さだ。
そういえば特定疾患の受給者証がまだ届かない。
待ち時間に手持ち無沙汰に眺めていると、今月30日が有効期限だ。
重症度分類の項目には当てはまっているから申請は通ると思っているのだけど、通っていなかったらショックだな…。
今日は帰りに花の苗を買いに行こうと思っていたけど、1時間も座っていると疲れてきてしまってもう通院後はもう帰ろうかなと思い始める。
さらに30分待って、ようやく私の前に受付をしていた方が呼ばれた。
いつも私の診察は5分もかからず終わるのに、そのかたは10分くらいかかっている。
私の診察ももっと丁寧にしてほしいなぁと思ってしまう。
ようやくそのかたが出てきて、私の番号が表示された。
「どうですか?」
「最近はなかなか元気です。」
「今日はみんな最近元気って言う人ばっかりなんですよー。」と先生。
いやいやでも1時間半以上待って、正直今めっちゃ疲れてます…と心の中で返答する。
主治医はもう処方箋の画面へ移っている。
「最近座ってるとお腹攣るんです。」
「じゃあ、攣り止めの薬出しますね。」
え、薬かぁ。
できたら薬は飲みたくない。
このお腹を攣るのは多発性筋炎のものなのか何なのかが気になるところなのだ。
「薬ですか?」
「まぁ飲んでみて、必要なければ止めればいいし、ひとまず飲んでみたら?攣って痛いんでしょ?」
「すごく痛いほどではないんですけど…、飲んでみます…。」
前に指がおかしな攣り方をしていたときに飲んでいたダントリウムが処方された。
そして最近寝付きが悪く、ベッドに入っても2~3時間くらい寝れないので、睡眠導入剤のロゼレムから、睡眠薬のベルソムラに変えてもらった。
次の予約は2ヶ月後。
次も採血入ってないけど、私の内部は健康なのだろうか…。
お会計の待ち時間まで入れると、今日は3分ほどの診察のために2時間病院にいた。
それから調剤薬局でも30分待つ。
通院で体調崩す人いるだろうな、と思う。
帰り、車に乗り込むと少し元気が回復して、花の苗を買いに行った。
もやもやしてしまう通院日だった。
診察代 820円
薬代 3,810円
・ファモチジンOD錠20mg
・アザニン錠50mg
・ベルソムラ錠20mg
・ダントリウムカプセル25mg


