先々週のCT検査で卵巣に嚢胞の疑いがありという所見があって、不安になり婦人科も予約してもらっていた通院日。
まずは婦人科へ行く。
婦人科の診察は久しぶりなので緊張する。
診察前に看護師さんが来て、細かい問診を受ける。
たくさんの人がいる待合での問診は周りに筒抜けで少し恥ずかしかった。
私は2014年4月からずっと基礎体温を記録している。
生理不順だし、もしこのさきという妊活というシチュエーションが訪れたときに、年齢的なことを考えると前もって備えておいたほうがいいと思うからだ。
卵巣のことを調べてもらうので、直近1年分の基礎体温データを印刷して持ってきて、問診してくれた看護師さんに渡しておいた。
診察室へ呼ばれると、語気の強めな女医さんだった。
電子カルテで経過は分かると思うが、自分の口からCTの結果に不安になったと伝える。
健康保険の子宮がん検査も併せてできるということなので、してもうことになった。
ドアで隔てられた内診台へ移り、内診台へ乗る。
何度経験しても恥ずかしいものは恥ずかしい。
検査が終わって戻り、先生から説明を受ける。
「卵巣は問題ないです。生理の影響で腫れたりするので、その影響でしょう。」
子宮がん検査の結果は後日郵送で送られてくるらしい。
「基礎体温もわざわざありがとうございます。なんで測ってるんですか?」と、嘲笑ぎみな先生。
えっ??と言葉に詰まる。
婦人科へ行くのに基礎体温のデータを持っていくってそんなにおかしい…?
問診で、パートナー無し、妊娠の希望や予定なし、と記入はしているけど、30代半ばの女性が基礎体温を測ることって自己管理の1つでもあるんじゃないの…
それを嘲笑われても…。
「もしもの未来のために備えてます…」としか言えない。
この病院は紹介状がないと診察を受けられないので、きっとこの婦人科に来る患者さんたちも重篤な症状を持つかたが多いのだろう。
他科からひょっこり入れてもらった何てことはない患者は時間のロスでストレスの素なのかもしれない。
けれどもそんなに強くあたられても、私にとっては替えのきかないたった一つの体なのだ。
医者には本当に当たり外れがあると思わざるをえない。
ものすごく嫌な気持ちになって、診察室を出て神経内科へ向かう。
診察の順番になり診察室へ入り、主治医へ「婦人科も予約入れてもらってすみません」と伝える。
「いいですよ。不安なことがあったらきとんとしておいた方がいいですから。」
そう言ってもらえてほっとする。
この主治医はドライなのか親切なのか分からない。
2週間前に診察したばかりなので、特別何か訴えるような症状も変化もない。
が、先ほど少し親切なことを言ってくれた主治医に対してちょっと安心感を感じ、退院後からずっと続く脚の症状を話した。
「それ、むずむず脚症候群ですね。」
????????????
む??
「え?????もう一度言ってください。」
「む ず む ず 脚 症候群です。」
はーーー??!!
なんってふざけた名前!!
「今、いい薬あるので治せますよ。」
「えっ?!薬で治るんですか?!ぜひとも治したいです!!!!!」
ステロイドを飲み始めてから、横になると骨盤のあたりからつま先まで脚の内部の細胞がいっせいに活動するような、痛くはないけど痛いような、痺れるわけではないけど痺れるような、なんともいえない強い違和感に襲われるようになった。
それは体を横にすると強く現れて、じっと座っていても現れる。
このせいで、ちょっと昼寝ということも、ソファに横になってくつろぐ、ということも全くできなくなっていた。
夜眠るときは強烈なもぞもぞ感で頭がどうにかなりそうだった。
ステロイドの副作用かな、こんな意味不明な変な症状どうか気のせいであってほしい!!と思っていたのに、まさかそんな名前の病気だったとは!!
でもこの脚の異常な違和感から解放されるなら、名前のついた病気で逆にありがたい。
謎ですね…で済まされたら、日常生活をまともに送れる気がしない。
それだけものすごく強い違和感と不快感に悶絶していた。
むずむず脚症候群とやらの薬に期待!!
診察代(婦人科) 1,590円
診察代(神経内科) 200円
薬代 8,730円
・タケキャブ錠20㎎
・ダイフェン配合錠
・ゾルピデム酒石塩酸OD錠10㎎
・プレドニン5㎎
・ベルソムラ錠15㎎
・ニュープロパッチ2.25㎎
・レグナイト錠300㎎
・ヘパリン類似物質クリーム0.3%



